【おすすめ銀行紹介】個人事業用の銀行口座開設
公開日:2018年01月17日
最終更新日:2018年04月09日
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個人事業を起業したら、個人事業用の銀行口座を開設しましょう。事業を開始すると多くのお金が出入りするので、個人名義の口座のままだとお金の区別がつきにくくなります。
個人事業の経理処理で一番のポイントは、事業のお金の出入りと個人のお金の出入りをキチンと分けることです。事業の採算管理や確定申告の際に必要となるので、個人事業用の銀行口座はなるべく早く開設します。
個人事業用の銀行口座を開設したら、事業で使う固定費用などは口座からの自動引き落としに変更して、統一しておきましょう。
屋号での銀行口座開設
個人事業主が屋号のみで銀行口座を開設するには結構なハードルがあります。都銀を中心に多くの銀行では、屋号のみでの銀行口座の開設は難しいようです。多くの銀行は、屋号付きの個人名義(屋号+個人名)のパターンになります。
どうしても屋号のみの銀行口座を開設したい場合は、法務局で屋号の商業登記をすると、屋号のみの口座を開設してくれる銀行もあるようです。ただし、商業登記をする費用と手間がかかりますので、注意しましょう。
銀行選び
銀行口座を開設するといっても、都市銀行、地方銀行、ネット銀行などさまざまな銀行があります。
将来的に、銀行からの融資を受けたい、事業を拡大させたいのであれば、地元の地方銀行や信用金庫・信用組合などの中小バンクで口座開設をおすすめします。
地銀や信金などの中小バンクは、メインの顧客が地元の中小企業や個人事業主であるため、親切に対応してくれます。また、都銀よりは融資などの相談に柔軟に対応してくれるでしょう。
当面は借入の予定がなく、売上の入金や仕入代金の支払いがメインの場合は、ネット銀行がおすすめです。振込手数料が安く(一部では無料)、入出金は全国のコンビニのATMで無料でできます。また、取引の履歴をCSVファイルでダウンロードできるので、記帳や確定申告に便利です。
ネット銀行
ネット銀行とは、店舗や窓口はなく、通帳を発行しないインターネット専用の銀行です。自宅やオフィスのパソコンから簡単に振込みや支払い等ができるので、口座を持っておくと便利です。中でもジャパンネット銀行は多くのユーザーに支持されています。
ネット銀行は普通の銀行とは違い、無店舗で運営コストを削減しているため、金利(普通貯金、定期貯金)が高く、各種手数料は安く抑えられています。また、ネットバンク同士であれば24時間、土・日・祝日問わず振込等が反映されます。
個人事業主・起業におすすめの銀行
最近では色々と相談に乗ってくれる銀行も増えているみたいなので、是非、それらも活用するのもいいかもしれませんね。
個人事業用の銀行口座開設についてでした。