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【クレジットカード決済】ネッショッピング利用で気を付けたいこと

公開日:2020年04月16日
最終更新日:2020年04月16日
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ネットショッピングをする際、クレジットカードで支払うのは便利だけれど、個人情報流出や不正利用があるのではないかと不安を抱いている方は多いのではないでしょうか。
ネット上でのクレジットカード利用の安全性は完全に保障されているわけではありません。しかし、ネットショッピングのクレジットカード決済は、手数料や手間を省け、クレジットカードのポイントが貯まるなど、便利でお得であることも事実です。

ネットショッピングでのクレジットカード決済は、サイトの安全性の確認やセキュリティ性の高いクレジットカードを利用するなど、被害を防ぐことで、安全性が高まります。

今回は、ネットショッピングでクレジットカード決済の危険性や対策法などを紹介します。

情報漏洩の危険性

ネットショッピングでクレジットカード決済を行う場合、主な危険性は2つあります。架空ネットショップによる「フィッシング詐欺」とネットショップのセキュリティ不足による「情報漏洩」です。

フィッシング詐欺

フィッシング詐欺とは、ネットショップやクレジットカード会員サイト、銀行などを装い、本物そっくりに作った偽サイトにメールやSNSから誘導したうえで、クレジットカード情報や個人情報を盗みだす詐欺です。

フィッシング詐欺は金銭的な被害だけでなく、乗っ取られたSNSアカウントなどでフィッシングサイトを拡散され、自分が加害者になってしまう可能性もあります。

偽サイトの見分け方

本物そっくりに作られた偽サイトを見分けるには、次のことに気を付けましょう。

日本語がおかしい

フィッシング用のサイトは、海外で作られている場合があります。その場合、サイト内の日本語の表現が間違っていて不自然なことも。初めて利用するネットショップは、日本語の表記がおかしくないか確認しましょう。

商品が安すぎる

フィッシング用のサイトは、商品の価格を他よりも安く設定したり、期間限定などの言葉を利用して、ユーザーの購買意欲を引こうとします。販売価格が安いネットショップは、他のサイトと価格を比べたり、日本語がおかしくないか確認したりし、騙されないようにしましょう。

IDやパスワードが間違っていてもログインできる

偽サイトは、個人情報を盗むことを目的としているので、ユーザーの正しいIDやパスワードを知りません。間違って入力してもログインできる場合は、偽サイトを疑いましょう。

ネットショップのセキュリティ不足による情報漏洩

実在するネットショップでも、セキュリティ不足のため、外部から不正アクセスをうけ、サイト利用者の情報が漏洩する場合があります。個人情報の漏洩は、被害者本人だけでなく、ネットショップ側にも信用にかかわるのでデメリットでしかありません。そのため、信頼できるネットショップは、SSLという暗号システムを導入し自社サイトを守ると同時に、利用者が安心してネットショッピングができるような配慮をしています。

SSLとは

SSLという暗号システムは、クレジットカード情報などを暗号化して送受信する通信方法のことです。

SSLが導入されているサイトは、URLの「http://」の部分が「https://」と表示され、アドレスの頭に鍵のマークがついています。

ネットショップでクレジットカード決済をする際は、SSLの暗号システムが導入されているか確認してから行いましょう。

不正利用をクレジットカード会社がある程度検知

クレジットカード会社は専用のコンピューターを使い、会員のカード利用内容をモニタリングしているので、会員の利用傾向をパターン化しある程度把握しています。そのため、把握しているパターンと違う利用があった際は、カード会社の地頭検知システムで不審な利用と判断されます。

もしも悪質と判断される利用内容だった場合、不正利用被害の可能性を考慮し、自動的にカード利用を一時停止します。カード会社から確認の電話があることもありますので、身に覚えがない場合は、その旨を伝えましょう。不正利用として決済無効処理をしてくれます。また再度クレジットカードを悪用されないように、新たにクレジットカードを無料で再発行します。

不正利用されたら

身に覚えのない決済があった場合は、すぐにカード会社へ連絡し被害状況を伝えましょう。警察に被害届を提出するなどの対処方法を教えてくれます。カード会社が定める手続きを取れば、不正利用分の請求が補償されますが、必ず補償されるものではありません。身内がクレジットカードを不正に利用した、虚偽の被害状況を届け出た、暗証番号が推測可能な番号だったなどが判明すると、補償されないでしょう。なお、補償発生の規約はカード会社によって異なります。

架空サイトでクレジットカード決済をしてしまった

気を付けたいのが、架空のネットショップでクレジットカードを利用し、商品が届かないといったあぶるがあった場合です。詐欺被害扱いになるため、不正利用の補償の対象にならない場合があります。この場合も、必ずクレジットカード会社へ連絡をしましょう。また警察や弁護士への相談や依頼をすることになります。

騙された場合は詐欺犯罪になるので警察へ、契約上のトラブルは民事扱いで弁護士へと解決する運びになります。手続き期間中のクレジットカード料金の支払いは、社団法人全国信販協会のホームページや各信販会社の窓口、消費者生活センターで入手できる「支払停止のお申出内容に関する書面」を出すことで先延ばしが可能です。

ネットショッピングサイトがハッキング被害などで情報が漏洩し不正利用された場合は、情報漏洩したサイト自体が不正利用の損害を補填することになります。

セキュリティ性が高いクレジットカードとは

クレジットカード会社では、セキュリティを高める対策を取っています。

ワンタイムパスワードサービス

ネットショッピング時の本人確認用のパスワードとして、ワンタイムパスワード発行します。ワンタイムパスワードとは、60秒毎に生成される使い捨てのパスワードを指します。リアルタイムでパスワードを確認した人しか入力できないため、不正利用者を強力にブロックします。

3Dセキュア

3Dセキュアとは、ネットショッピング認証サービスです。カード会員本人のみ確認可能なIDとパスワードを利用します。従来のカード番号やセキュリティコードをもちいた認証に比べ、本人確認能力が高く、不正利用防止につながります。

バーチャルカード

インターネット決済専用の付帯カードのことです。バーチャルカードの利用額は、紐づけされたクレジットカードから引き落としされます。また、バーチャルカードは本カードと番号が異なるため、万が一不正にカード番号が流出した場合も、被害が本カードに及ばないが特徴です。

 

ネットショッピングでクレジットカード決済を利用する場合は、これらの対策を取っているセキュリティ性の高いクレジットカードを使うようにすることが、安全性を高めます。被害に遭わないよう対策をこうじて、ネットショッピングを楽しみましょう。

 

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