【ラグジュアリーカード】作る価値はいかほど!?メリット・デメリットまとめ
公開日:2020年02月05日
最終更新日:2020年02月18日
2584 views
金属製でズシリと重いラグジュアリーカード。その名のとおり、富裕層向けに特化したクレジットカードです。審査難易度が高いことで知られているが、意外と普通の会社員でも持っていると聞きます。そこで、今回実際に作る価値はいかほどなのか、詳しく内容を説明します。
ラグジュアリーカード概要
ラグジュアリーカードは、2016年に登場した新しいクレジットカードです。世界中にネットワークを持つコンシェルジュサービスや金属製カードが他社とは違う特徴です。またMastercardブランドで最高ランク「Mastercardワールドエリート」が付いています。こちらは日本発行カードでは唯一です。
ラグジュアリーカードの種類
ラグジュアリーカードは「チタンカード」」「ブラックカード」「ゴールドカード」と3種類あります。
年会費は、チタンカードが50,000円(税別)、ブラックカードが100,000円(税別)、ゴールドカードが200,000円(税別)になります。条件を満たせば申込みできるのは、チタンカードとブラックカードです。
最上位クラスのゴールドカードはインビテーション制になります。券面は24金を使用。チタンカードやブラックカードで利用実績を積んで、招待を待たないと持てません。
チタンカード
年会費50,000円(税別)で、24時間365日ダイレクトにつながるコンシェルジュサービスを利用できるコスパの高いクレジットカード。
ブラックカード
年会費100,000円(税別)とプラチナカードとしては一般的な金額。チタンカードのサービスに加え、レストラン利用時のリムジン送迎やハワイアン航空の上級会員がプラスされています。
グローバルコンシェルジュ
ラグジュアリーカードの大きな特徴は「グローバルコンシェルジュ」です。
世界最大のコンシェルジュサービスネットワークを利用でき、直通電話でつながること、メールでも依頼できることが挙げられます。
世界最大のコンシェルジュサービスネットワーク
ラグジュアリーカードは、日本国内はもちろんのこと、海外での手配でも強いことで有名です。例えばガイドブックに掲載されているお店だけでなく、地元で流行っているようなお店を選んでくれるようです。
直通電話でつながる
通常コンシェルジュデスクに電話すると、音声ガイダンスに従って進んでいかないとコンシェルジュまでつながりません。ラグジュアリーカードは、登録された電話番号からかけるだけで、直接コンシェルジュにつながります。
メールで依頼
通常は電話での依頼のみですが、ラグジュアリーカードはメールで依頼ができます。
旅の特典が多い
ラグジュアリーカードはあらゆる旅の特典が揃っています。コンシェルジュサービスと合わせて利用するのがおすすめです。
旅行のプラン
コンシェルジュデスクに問い合わせれば、オリジナルのスケジュールで旅行のプランを立てることができます。宿泊先や航空券、レストランや観光ルートの手配までしてくれます。
格安でビジネスクラス航空券を購入
ラグジュアリーカードでは、入会条件があるH.I.Sのビジネスクラス・ファーストクラス専門店「CLASS ONE」に無条件で入会可能。正規割引運賃よりもぐっと安いビジネスクラスチケットを手配できます。ただし、飛行機とホテルがセットになったプランになります。
世界中のホテルでVIPな待遇を受けられる
スターウッド、マンダリンオリエンタルなどの世界3,000以上のホテルで、部屋のアップグレードや朝食を無料で受けられます。またハワイのリゾートホテル「ハレクラニ」「カハラホテル」、国内では「帝国ホテル」「パレスホテル東京」など、世界430軒以上のラグジュアリーホテルが加盟するリーダーズクラブ(年会費150ドル)に無料で加入もできます。リーダーズクラブでも、部屋のアップグレードや朝食サービスを無料で受けられます。
世界中の空港ラウンジを利用できる
国内主要空港ラウンジ無料(本会員・家族カード・同伴者1名)で利用でき、プライオリティパスも無料で入会、世界中900以上の空港ラウンジが利用できます。ただし、プライオリティパスは、同伴者は有料です。
スーツケース宅配サービス
海外旅行での出発時・帰国時3個まで無料で宅配してもらえます。対象の空港は成田、羽田、関西、中部です。さらには海外ホテルへの荷物発送も可能。ゴルフバッグやスーツケースなど、直接ホテルへ送れるのは、現地到着後ホテルまでもっていく必要がないのでかなり便利で楽です。こちらは、20%オフで利用できます。
ハワイアン航空上級会員
ブラックカードとゴールドカード限定の特典。ハワイアン航空を利用したことがなくても、VIP待遇を受けられます。
ブラックカードはPualani Gold会員、ゴールドカードはPualani Platinum会員になります。上級会員だと、エコノミークラス利用でもプリミアメンバー優先レーンのチェックインや保安検査も優先レーンを利用できます。JALと業務提携しているので、日本ではJALサクララウンジを無料で利用できます。
レストラン特典
ラグジュアリーカードは、レストラン特典として4種類あります。
Luxury Limousine
ブラックカードとゴールドカード限定特典です。自宅やホテルなど指定場所とレストランの片道をリムジンで無料送迎してくれるサービスです。
Luxury Social Hour
こちらもブラックカードとゴールドカード限定の特典。2,160円でフィンガーフードと高級ワインやシャンパンを楽しめるイベントです。フォーシーズンホテル丸の内東京で月に1度開催されます。
Luxury Upgrade
ウェルカムドリンクや料理のアップグレード、1品追加などの優待を受けられるサービス。割引を一切行わない高級レストランでの特典となります。
Luxury Dining
高級レストランでの所定のコース料理2名以上予約すると1名分無料になる特典。1万~3万円ほどのコース料理1名分が無料になるのはかなりの特典です。
ラグジュアリーカードのデメリット
金属製カードであること
カードを提示した時のインパクトは半端ないのですが、プラスチック製と違い、ずっしりと重みがあります。
マイルの交換比率はよくない
基本ポイントのマイル交換比率は、「100円=0.3マイル」なので、よくありません。ただしボーナスポイントやアプラスモールを利用すると、「100円=1マイル」相当にすることが可能です。要は使い方次第になりますね。
国内特典が少ない
Mastercard最高峰のワールドエリートは世界的に見ると、ステイタスは一番高いことになるのですが、日本国内の特典は多くありません。認知度も関係しているようなので、今後に期待したいところです。
ラグジュアリーカードのポイント
ポイント還元率は高い
現在ポイント還元率は、チタンカードは1%、ブラックカードは1.25%、ゴールドカードは1.5%になっています。
アプラスモール経由でポイントアップ
アプラスモールというポイントアップサイトを経由してネットショッピング利用をすると、ポイントが2~30倍にアップします。400以上のショップが登録されているので、普段使いできるお店が揃っています。上手に使うと効率よくポイントを貯められます。
MastercardトラベラーリワードでJALマイルを貯める
JALマイレージバンクでMastercardトラベラーリワードとして登録すると、ハワイや北米の特約店利用で「200円=1マイル」貯められます。通常掘員ととは別にJALマイルがつくので、ポイントの2重取りが可能になります。
税金のポイント還元率
多くのカードでは、税金の支払い利用ではポイントが半減します。ラグジュアリーカードは税金の支払いもポイント還元率は変わりませんのでお得に貯められます。
ポイント有効期限
ポイントの有効期限は5年間。無期限ではありませんが、5年あれば有効に使えますね。
ポイントの使い道
大きく3つ使い道があります。
マイル・ポイントに交換
4社のマイルと2つのポイントに交換可能。マイル交換手数料はかかりません。
ANA、JAL、ハワイアン航空、ユナイテッド航空、dPOINT、Pexです。注意したいのは、JALは年間15,000ポイント(45,000マイル)の上限があることです。
ギフト券に交換
Amazonギフト券、ANA SKYコイン、JCBギフトカード、クオカード、JTB旅行券、ジェフグルメカード、nanacoギフト、フィラディスワインお買い物券などに交換できます。
キャッシュバック
キャッシュバックは200ポイントにつき1,000円になります。
チタンカードとブラックカードどちらがお得か
コスパでいくと、チタンカード
ラグジュアリーカードの最大の特徴、コンシェルジュデスクは年会費が一番安いチタンカードでも利用できます。ブラックカードの半額で同じサービスを受けられるので、かなりお得。他社のインビテーション制のプラチナカードと比べても半額程度なのも大きなポイントです。
人気なのはブラックカード
一番人気はブラックカードです。チタンカードにはない、ハワイアン航空の上級会員付与やLuxury Limousineは、VIP待遇を受けられるのでかなり魅力的ですね。
ラグジュアリーカードの申込はこちらから