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収入印紙はどんな時に必要?どこで買う?

収入印紙はどんな時に必要?どこで買う?

公開日:2018年02月14日
最終更新日:2018年04月09日
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収入印紙が必要な場面はそうそうありませんが、起業して事業を営むと、さまざまな場面で必要となります。収入印紙はどんな時に必要で、どこで購入できるのか、急に必要になったときに慌てないためにも、おさえておきましょう。

収入印紙は印紙税という国に納める税金

さまざまな取引において、各種書類や資料のやりとりに課される税金があり、印紙税といいます。
すべての書類に課税されるのではなく、印紙税法によって定められたものに必要になります。例えば、各種契約書、領収書、約束手形や為替手形などです。書類の種類にもよりますが、印紙を貼付して割印をすることで納税を済ませたことになります。
ただし、都道府県や市町村には、収入証紙や現金での納付となります。

課税される金額

印紙税が課される書類は、その書類に記載されている取引金額や書類の種類によって異なります。

各種契約書

不動産の名義変更、譲渡や賃貸、債務保証、請負など、さまざまな契約にかかわる契約書で、収入印紙の貼付が必要です。契約の種類に応じて、印紙税額が変わるものと変わらないものがあり、割印するものとしないものがあります。

領収書

もっとも一般的な印紙税です。高額な買い物をしたときに、印紙が貼付された領収書を受け取ったことがあるのではないでしょうか。平成26年4月1日から、5万円以上の金額が記載されている領収書には、その金額に応じた収入印紙を貼付する義務になっています。

受取金額と収入印紙の額は次の通りです。

  • 5万円未満 非課税(収入印紙不要)
  • 5万円以上100万円以下 200円
  • 100万円超200万円以下 400円
  • 200万円超300万円以下 600円
  • 300万円超500万円以下 1000円
  • 500万円超1,000万円以下 2,000円
  • 1,000万円超2,000万円以下 4,000円
  • 2,000万円超3,000万円以下 6,000円
  • 3,000万円超5,000万円以下 10,000円
  • 5,000万円超1億円以下 20,000円
  • 1億円超2億円以下 40,000円

約束手形または為替手形

売上や仕入の決済で、手形が使われることもあります。受取手形・支払手形についても課税文書に当たり、記載されている金額に応じて収入印紙の金額が変わります。

収入印紙が購入できる場所は?

日常の生活では収入印紙が必要なことはあまりないので、どこで売っているのかパッと思いつかないですね。どこで購入できるのかまとめました。知っていると慌てなくて済みます。

1)郵便局

郵便局では収入印紙も販売しています。
一般的な200円の収入印紙以外にも、各種金額の収入印紙、特殊な収入印紙も取り扱っています。
ただ、小さな郵便局は時間や曜日に制限があるので注意が必要です。土日や夜間に営業している郵便局はこちらから調べられます。
http://sp.map.japanpost.jp/p

2)コンビニエンスストア

高額な収入印紙を取り扱っていないところが多いようですが、一般的な200円の収入印紙は、コンビニエンスストアで販売しています。郵便局と違い、曜日や時間に縛られずにいつでも購入できるので、200円の収入印紙が必要な場合は便利な存在です。

3)金券ショップ

金券ショップは額面よりもわずかですが、安く購入できます。まとめ買いする場合はお得です。ただ、店舗数は多くないので、交通費をかけて買いに行くようなら避けた方が賢明ですね。

最近ですとネットで金券専門のサイトもあるようです。
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4)郵便マークのついた看板を出している商店

郵便のマークのついた看板を出している商店、例えばタバコ屋、雑貨屋や書店などでは、切手とともに収入印紙も取り扱っています。都市部では切手を扱っている商店自体が減っていますが、コンビニエンスストアや郵便局があまりない場所では、こうした商店を見かけるでしょう。

5)法務局

なかなか行く機会のない法務局ですが、土地の登記などの書類には必要なので、収入印紙も販売しています。

6)ネットオークション

ネットオークションでも購入できるようです。安く購入できるか検索してみるのも手ですね。

結局どこで買うのがいいのか?

今回ネットで収入印紙を購入できないかと探していたらこんな素敵なサイトを見つけました。
いちいちギフト券をコンビニで買ってましたけどこれからはここで買おう!
いらなくなったAmazonギフト券を売りましょう!Giftissue

と、話はそれましたが、銀行で売っているかと僕は勘違いしてました。「郵便局」か「コンビニ」が無難ですね。

著者の紹介

  • 30代
  • 男性(太り気味)
  • 既婚(子供2人)
  • 現在起業数ヶ月の起業初心者
  • 元IT系の上場企業の中堅社員(出世の見込み薄)

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