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法人カードの定番「JCBカード」の「JCBゴールド法人カード」を解説!

法人カードの定番「JCBカード」の「JCBゴールド法人カード」を解説!

公開日:2018年05月08日
最終更新日:2019年09月04日
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JCBゴールド法人カードは、海外旅行の補償金額が最高1億円、ショッピング保険は年間500万円までと、ゴールドカードにふさわしく付帯保険が手厚いのが特長。ポイント還元率が高く、ビジネス向けのサービスも幅広くそろっていると、評判です。そんなJCBゴールド法人カードを解説します。

圧倒的人気を誇る法人カード

JCB法人カード/ゴールドカード

法人カードの定番「JCBカード」のゴールドカードとなるのが「JCBゴールド法人カード」です。
普及率が高く、ビジネスカードとしては圧倒的人気を誇る法人カードです。

他の法人カードと違い、JCBゴールド法人カードには、ビジネスに役立つ特典がたくさん用意されており、年会費に対するコストパフォーマンスは高いことで人気があります。

年会費は10,000円+税となっており、2枚目以降は1枚あたり3,000円+税となるので、従業員の方にも配布しやすい年会費になっています。

申込みの対象は法人または個人事業主の方です。
法人格を有していなくても、個人事業主として自営業を営んでいる方であれば、発行可能なため、多くの個人事業主に支持されています。

インターネットからの申込みの場合、上記、初年度の年会費が無料で利用できます。

JCBゴールド法人カードの特徴

JCBゴールド法人カードには、最高1億円の旅行保険など、ビジネスに役立つゴールドカードらしいサービスが用意されているのが特徴です。そのほかにもゴールドカードならではのサービス内容が揃っています。

最高1億円の付帯保険

代表取締役はもちろん、従業員を守る大切な保険が、JCBゴールド法人カードには付帯されています。

旅行保険は、国内・海外を問わず最高5,000万円が付帯されます。
すべて自動付帯となっているので、JCBゴールド法人カードを持っているだけで、保険適用の対象となります。

海外旅行に限り、旅行代金をJCBゴールド法人カードで支払うと、補償金額が最高1億円になります。(利用付帯)
出張時の万が一の事故にも、しっかり対応できる保険は必須と言えるでしょう。

ショッピング保険も年間500万円まで付帯しています。
JCBゴールド法人カードを使って会社の備品等を購入した場合、万が一商品が盗難にあってしまったり、破損した場合でも、購入日より90日以内であれば、JCBが補償してくれる保険サービスです。

数十万円、数百万円単位の備品を購入される企業の場合、ショッピング保険だけでも十分年会費以上のメリットがあると思います。また個人事業主としても突発的に発生するこういった災難に対して十分すぎる内容ではないでしょうか。

ETCカードを無料発行・まとめて精算

JCBが発行している「ETCスルーカードN」を複数枚無料で発行できます

具体的には、JCBゴールド法人カードを社長や担当者が一枚持ち、無料で発行したETCスルーカードNを車移動を行う社員に無料で配ることができます。

社員が使ったETCカードの高速料金は、一枚のJCBゴールド法人カードにまとめて請求されるので、担当者や社長が、社員の使った高速料金を一括して決済することが可能です。

使うほど貯まるポイントサービス

JCBゴールド法人カードでは、利用金額に応じてポイントが貯まります。

JCBが採用しているOki Dokiポイントは、1,000円につき1ポイントが還元されます
貯めたポイントは、カタログギフトやJCBギフト券と交換可能。
Oki Dokiポイント1ポイントにつき、約5円のギフトと交換できるので、実質的な還元率は0.5%となります。

また、旅行サービスに強いJCBトラベルを利用すると、ポイント還元は数倍に上昇します。

JCBトラベルデスクを通じて、国内・海外のパッケージツアーを利用すると、Oki Dokiポイントが3倍~7倍となり、還元率は急上昇します。

JCBトラベルが提携しているJTBの予約サービス「国内宿泊オンライン予約」を経由して申込みをすることで、Oki Dokiポイントは5倍になります。

出張費用や、福利厚生の社員旅行の代金が実質3.5%OFFで利用できる計算になりますので、利用シーンを問わずメリットは大きく、ゴールド法人カードならではの特典です。

空港ラウンジが無料で利用可能

国内の主要空港およびハワイ・ホノルル空港に設置された空港ラウンジを無料で利用できます

空港ラウンジでは、雑誌の閲覧や無料ドリンク、インターネット無線LAN(Wi-Fi)の無料提供など、ゆっくりくつろげるサービスが用意されています。

また、有料にはなりますが、アルコール類の提供やFAXの利用など、ビジネス向けの出張に役立つサービスも豊富です。

出張・旅行向けサービス

  • ■JCB.ANA@desk / JCB de JAL ONLINE
    JCBと航空会社によるインターネットでの航空券予約サービスです。利用代金の明細書には、搭乗日が記載されるシステムとなっており、急な出張にも対応できるので、利用価値や利便性は非常に高いです。
  • ■JR東海プラスEXサービス
    JR東海が提供している新幹線のネット予約・チケットレスサービス「プラスEX」が利用できます。
  • ■JCBトラベル
    JCBの法人向けトラベルデスクが使えます。出張の手配はもちろんのこと、社員旅行やゴルフ付きツアーの相談など、旅行関係の予約や手配を行なってくれるサービスです。
    トラベルデスクを通じて申し込んだツアーなどはすべて、JCB法人会員の優待料金にて利用できるので、さらにお得です。

ビジネス向けサービス

  • アスクル / タスカリマックス
    ASKUL(アスクル)やタスカリマックスが販売しているオフィス用品を、優待価格にて購入できます。
    タスカリマックスでは、JCBゴールド法人カード会員なら表示金額よりも常時5%OFFにて利用できるので、オフィス機器やちょっとした備品購入の際にも、経費削減に大いに貢献してくれます。
  • ソリマチの会計ソフトとの連携
    ソリマチ社が提供している会計ソフト「会計王シリーズ」「みんなの青色申告シリーズ」において、JCBゴールド法人カードの請求データの連携ができます。
    JCBゴールド法人カードの請求については、入力作業をすることなく自動的に仕訳作業をおこなってくれるので、大変便利になっています。
  • JCBタクシーチケット
    名前と金額を記入するだけで利用できる便利なタクシーチケットの発行することができます。
    JCBタクシーチケットは、名前が記入されていれば他の人の利用も可能ですので、接待や送迎の際に、取引先の方に渡して使ってもらうことで、有意義な接待を提供できます。(タクシーチケットは1冊につき、発行手数料が300円+税。)

福利厚生プログラムを利用可能

JCBの福利厚生倶楽部では、リラックス・コミュニケーションズが提供している「RELO CLUB」を無料で利用できます。

提携スポーツクラブの利用や、資格取得、育児サポートなど、福利厚生として使えるサービスを、優待料金で利用できる特典です。

カードブランドはJCBのみ

JCBゴールド法人カードは、JCBが直接発行しているプロパーカードとなります。カードブランドはJCBだけが利用可能です。

海外での普及率も高いので、海外出張でも十分役立ちます。国産のカードブランドである安心感があります。

審査基準はゆるめ?

審査基準は比較的ゆるめ。
しかし、カード発行の際の申込用紙に「携帯電話番号を記入している」など、法人格としての実績がほとんどない場合には、審査に落ちることがあります。

固定電話を用意することホームページを持っていること、一般的に言われている数年程度の黒字が達成できていれば、審査通過はほぼ間違いないと言えます。

JCBゴールド法人カードまとめ

法人向けカードとしては人気の高いJCB法人カードのゴールドです。

年会費はゴールドカードとしては安めの10,000円+税ですが、従業員配布用など、2枚以降は1枚あたり3,000円+税で作れます。
リーズナブルな年会費に対して、提供されている付帯保険やゴールドカード会員向けサービスは手厚いものが多いです。

JCBゴールド法人カードは、実際に導入している企業や個人事業主も多く、出張時や接待時にも、よく使われている定番の一枚として知られています。

JCB法人カード/ゴールドカード

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