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JCBカード明細を弥生会計に自動取り込み!JCBと弥生がAPI連携を開始

公開日:2018年08月15日
最終更新日:2019年09月04日
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クレジットカードの明細を会計ソフトに自動で取り込んでくれたら、便利でラクですよね。JCBがクラウド会計ソフトの弥生と自動取り込みサービス提供を開始しました!
JCBカードの明細情報を弥生の各種会計ソフトに自動で取り込むことができるサービスです。このサービスを利用することで、明細を自分で取り込んだり、仕分けをしたりする必要がなくなります。

JCBと弥生の連携内容

このサービスは7月17日(火)から開始。JCB会員向Webサービス「MyJCB」から連携したい会計ソフトとAPI設定することで利用できます。

連携対象となる会計ソフト

  • 弥生会計オンライン
  • やよいの青色申告オンライン
  • やよいの白色申告オンライン
  • 弥生会計18
  • やよいの青色申告18

なお、デスクトップアプリの弥生会計18とやよいの青色申告18は、口座自動連携利用で「あんしん保守サポート」の加入が必要になります。

今回開始された「API連携」は、MyJCBから連携設定を行うため、よりセキュリティ面を強化した接続が可能となりました。

JCBと弥生は、「API連携」を記念し、「JCB法人カード」ユーザー向けにキャンペーンを8月1日(水)から開始しています。対象ユーザーは、「弥生会計オンライン(セルフプラン or ベーシックプラン)」が12月31日(月)までの間、初年度無料で提供されます。

JCB法人カードを持っている方は、試してみましょう。

個人事業主におすすめ!会計処理の一本化と自動化

会計ソフトとクレジットカードの連携機能は、ほかの会計ソフトにもついていてとても便利なシステムです。経費となる支払いを法人カードでひとまとめにすることで、会計処理の一本化と自動化となるわけです。月末の会計処理の時間を大幅に短縮できるのが大きなメリットとなります。

JCBであればコーポレートカードも対象なので、大規模な事業主でも利用可能です。

「freee」や「MFクラウド」と比較すると?

会計ソフトは弥生以外にも、freeeやMFクラウドがあります。

freeeは、クレジットカードや銀行口座を含めて約3,600口座が自動連携に対応。また、ECサイト事業者向けに、Amazonや楽天市場のアカウントとも紐づけ可能です。

MFクラウドは、対応口座は多少劣りますが、ネットショッピングアカウントの連携対応などが手厚くなっています。

弥生はというと、ネットショッピングアカウントやクラウドソーシングアカウントとの連携は未対応。クレジットカード、電子マネーも主要なものは連携できますが、freeeと比べると劣ります。

現状では、弥生が下位ですが、ご自身のニーズと照らし合わせて初年度無料の今、試す価値はじゅうぶんにありです!

 

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