クレジットカードの有効期限についてとその更新手続きについて
公開日:2018年05月18日
最終更新日:2018年05月18日
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クレジットカードにはそれぞれ有効期限というものがあります。毎日の買物やネットショッピング、公共料金の支払いなどに大変便利なクレジットカードですが、有効期限が切れてしまったものは利用することができません。そこで今回は、クレジットカードの有効期限の見方や、有効期限が近づいたときの手続きなどについて詳しく解説していきます。
目次
クレジットカードの有効期限とは?
クレジットカードにはそれぞれ「有効期限」というものが設定されています。そして、そのクレジットカードを使用できる期間が決まっています。有効期限の長さはクレジットカード会社や利用する方によってそれぞれ異なります。期限が過ぎてしまったクレジットカードはショッピングなどで利用することができなくなるだけでなく、公共料金など固定料金の支払いにも使えなくなってしまいます。いざショッピングで使おうと思ったところで有効期限が切れてしまっていると使用できませんので、注意が必要です。
クレジットカードに有効期限がある主な理由は2つ
なぜクレジットカードに有効期限があるのかというところを説明します。その主な理由は2つです。
カードの老朽化対策
クレジットカードはプラスチック製のものがほとんどです(一部ラグジュアリーカードのように金属製のものもあり)。長期間使用していると汚れやキズなどによって劣化してしまい、クレジットカードの磁気部分やICチップの部分が破損などすると、店頭などで正常に使用できなくなってしまうこともあります。
有効期限はクレジットカードを新しいものに交換する良い機会です。また、クレジットカードの性能そのものも年々進化していますから、最新のものに切替えるためにも有効期限が設けられています。
防犯対策
クレジットカードに関する犯罪は年々増加しているといわれています。クレジットカードを定期的に新しいものに切替えることで、最新の防犯機能が備わったクレジットカードを利用することができます。また、有効期限が一定期間ごとに設定し直されることで、インターネットショッピングなどでの不正利用を防ぐこともできると言われています。
クレジットカードの有効期限の見方
クレジットカードの有効期限は、クレジットカードの表面に記載されているのが一般的です。会員番号の下あたりを見ると、「05/18」や「05-18」、「05/‘18」というようなエンボス加工(文字が浮き出る加工)されている数字がありませんでしょうか。これは、「2018年5月末まで使用できる」という意味になります。左から「月、年数」という順番の表記は日本人にとってやや違和感がありますが、この順番は国際規格となっていますので覚えておきましょう。
更新の手続きは必要?
クレジットカードの有効期限が近づくと、クレジットカード会社から新しいクレジットカードが送られてくるのが一般的です。その時期はクレジットカード会社によってもバラバラですが、一般的に有効期限の1ヵ月前くらいのことがほとんどでしょう。新しいカードは届いた時点で使える状態になっていますから、特に特別な更新手続きは必要ございません。
新しいクレジットカードが手元に届いたら、必ず裏面にサインをして、古いクレジットカードをハサミなどで切り刻んで破棄するようにしましょう。特に、個人情報が保存されている磁気ストライプの部分はできるだけ細かく刻むようにしましょう。
クレジットカードの有効期限についてまとめ
クレジットカードには有効期限があり、その主な理由は老朽化対策や防犯対策です。有効期限の見方は「05/18」や「05-18」、「05/‘18」では2018年5月までであり、「月、年数」となっています。更新に関わる手続きは基本的には必要ありません。大体1カ月ほどで新しいクレジットカードが到着します。