起業してクレジットカード審査に通るための準備(個人事業主、法人代表者向け)
公開日:2018年03月12日
最終更新日:2018年04月05日
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起業し、法人化したらすぐに欲しいのが「法人用クレジットカード」ですが、審査があります。審査に通るにはどうすればいいか?審査に通りやすくするための方法と、起業後すぐであっても審査に通りやすい法人用クレジットカードをご紹介します。
目次
創業3年以内は持つことができないという噂は本当か?
法人用クレジットカードの審査に通る為には、一般的に3年の社歴が必要というのは業界では有名な話であって、ほとんどの場合、これに当てはまります。
そのため、代表個人名義のクレジットカードカードを法人用のカードとして使用するケースがよく見られます。これはプライベートの支払いが入っていなければ問題ありません。
なぜ法人用クレジットカードが必要か?
ラグジュアリーカードのように付帯サービスが豪華であり、それにあこがれる気持ちもあるかもしれませんが、実務的に法人カードを持つ一番の理由は「支払い口座に法人口座を設定できる」という利点があります。
ここ最近では「カードの名義人」と「支払い口座の名義人」は同一でないといけなくなっています。先述したように法人名義の銀行口座を取得したものの、社長個人名義のクレジットカードで代用している場合は、支払い口座として設定することができません。
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審査に通るための準備すること2つ
起業したてでも審査に通りやすい法人カードを紹介する前に、審査に向けて準備しておくことをご紹介します。
1.固定電話番号の取得
携帯電話が普及している今、固定電話を持っていない方が増えています。しかしながら各金融機関では固定電話番号を持っていることは非常に重要視されます。最近ではスマートフォンで固定電話番号を使用できるアプリサービスなども増えているので、またそれは経費として計上できるので、是非、取得しておきたいところです。
2.ホームページの公開
自社の公式HPを持っていることも重要です。金融機関からも確認されます。また重要なのが実績です。実績の紹介ページや実店舗の写真などリアルなものがホームページとして掲載されていると審査に有効です。
要するに実態がちゃんと見えるものとして「固定電話番号」「ホームページ」が審査対象になるということです。
審査が通りやすいおススメ法人カード(個人事業主、法人代表者向け)
ジャパンネット銀行 ビジネスアカウント
- クレジットカード審査がないこと
- 法人カードと同じように使えること
- 法人名義(個人事業主も可)で持てること
- 銀行の法人口座も一緒に持てること
という利点があります。クレジットカードのような与信審査がない理由としてデビットカードとしての発行になるため、銀行口座に入っている金額に合わせた使用しかできないため、与信審査がありません。
与信がない、カードの紹介となりましたが、起業したばかりの場合は、何かと忙しいことがほとんどだと思いますが、「固定電話番号」も「ホームページ」もビジネスをしていくうえで重要なものですので、最初の段階で用意しておきたいですね。