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「給与前払いサービス」のメリットとサービスまとめ

公開日:2018年10月10日
最終更新日:2018年10月10日
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給与前払いサービスがあるのをご存知ですか。その名のとおり、実際の給料支払い日よりも前倒しで給与を先払いするサービスです。派遣やアルバイト・パートに対して重要が高くなるのではと注目されています。給料日前でも従業員が申請すれば給与の中から一定の割合の金額を先に支払う仕組み。実際に、給与前払いサービスを福利厚生として導入し、雇用につなげて活用している企業が増えています。

給与前払いシステムで期待できる企業側のメリット

・費用をさほどかけずに新たな福利厚生として導入できる

 システム利用料や運用コストを抑えて実施でき、福利厚生の充実をはかれる

・採用応募数増加

 給与前払いのニーズは高く、他社との差別化をはかれる

・離職率低下

 掛け持ちを抑制できるので、定着率が高くなり離職率が下がる

・従業員の信用リスクを減らす

 従業員の借金トラブルなど、金銭問題を避けられる

給与前払いサービスの内容と違い

どのようなサービスがあるのか、12のシステムをまとめました。
それぞれの特徴・企業側のメリット・従業員側のメリットをあげています。

【プリペイ】

特徴

利用者の勤怠実績をもとに、前払いする。利用者から直接申請を受け、銀行口座に入金。
その後、前払い利用額とサービス利用料、振込手数料のデータをまとめて企業へ送付して知らせてくれる。

企業側のメリット

利用者が費用を払う課金モデルのため、企業側は負担費用がかからない。
勤怠管理ソフトとプリペイは、CSVで連携。
利用者を一括管理できるので、現金の管理やヒューマンエラーがおこらない。

従業員側のメリット

不明点等は、プリペイ専用サポートセンターに問い合わせできる
前払いの申請方法は、電話とWEBからの2種類用意されている。金額を指定するだけで申請可能。
WEBの場合は、24時間いつでも申請できる。勤怠実績・利用履歴・給与残高を確認できる。

サービス名:プリペイ
会社名:株式会社イデアホールディングス

【アド給】

特徴

企業側の負担なし。前払い資金もアド給が用意してくれるので、財務負担がない。手続きの作業もアド給が代行。

企業側のメリット

システム導入費・ランニングコスト・前払い資金一切不要。

従業員側のメリット

WEBで24時間いつでも申請可能。
AM10時までに申請をすると当日入金してもらえる
支払い時に上長への申請など不要。

サービス名:アド給
会社名:株式会社アド給

【前給】

特徴

東京都民銀行提供の給料日前までに働いた範囲内で給与を受け取れる制度。
多くの企業が導入。月々の手数料はリーズナブル。

企業側のメリット

書記導入費用無料。
従業員データや勤怠データなど手間をかけずに運用可能。
企業側の負担は、振込資金のみ。

従業員側のメリット

最短給与受取は翌日。
利用者の口座開設不要。
携帯電話から簡単に申請できる

サービス名:前給
会社名:株式会社東京都民銀行

【早給】

特徴

給与支給日前に、働いた範囲内でお金を受け取れる「早給ペイロールカードシステム」という給与立替払いサービスを行っている。
立替支払金は、早給が用意。

企業側のメリット

導入費、ランニングコストがかからない。
海外送金サービスがあり、125か国に送金可能。
前払い用資金不要。

従業員側のメリット

企業審査のみなので、全従業員が利用できる。
24時間いつでも申請可能。
15時までの申請で、当日に給与を支払ってもらえる。

サービス名:早給
会社名:株式会社Hayakyu

【まえばらいドットコム】

特徴

アプリによる勤怠管理からワンストップサービスで使用できる。

企業側のメリット

出退勤管理アプリ「kinati@mobile」を利用して、リアルタイムに従業員の勤怠状況を収集できる。
勤怠管理、給与管理がワンストップでできる。

従業員側のメリット

携帯電話で出退勤を入力。いつでも携帯電話から前払いの申請ができる。
入力した情報がそのまま前払いの申請に使える。

サービス名:まえばらいドットコム
会社名:プラネットサービス株式会社

【フレックスチャージ】

特徴

三菱UFJ銀行が提供。
設定された限度額の範囲内で、必要な金額を希望日に指定口座に振り込んでもらえる。

企業側のメリット

システム投資不要。低コストで導入可。
WEB上で、前払いができるので、事務負担の軽減。

従業員側のメリット

限度額の範囲内で、必要なときに必要な額を受け取れる。
WEBで申請できる。

サービス名:フレックスチャージ
会社名:三菱UFJ株式会社

【enigma pay】

特徴

勤怠データをもとに、エニグマが前払い給与の支払いを代行。
前払いの資金不要。

企業側のメリット

運用負担がほとんどない。
日払い・週払いの運用業務をお金をかけずに請け負ってもらえる。
勤怠管理システムなど業務システムと自動連携可能。

従業員側のメリット

新たに口座を開設する必要がない。
WEBで24時間いつでも申請できる。
最短で当日振込可能。

サービス名:enigma pay
会社名:株式会社enigma

【Payme】

特徴

若者に親しみやすいUI/UXが特徴。
幅広い業界で導入実績がある。

企業側のメリット

導入費用や月額利用料がかからない。
誰にでもわかりやすい管理画面。使い方の説明や運用の教育の手間を省ける。
カスタマーサポートの担当者が付くので、常にサポートしてもらえる。

従業員側のメリット

平日の営業日13時までの申請で当日受け取り可能。
携帯電話から登録申請できる。上長の承認不要。
誰でも簡単に申請できる。利用履歴の確認可能。

サービス名:Payme
会社名:株式会社ペイミー

【速払い】

特徴

従業員側は個々にapseedsと契約をし、速払いサービス利用料金はapseedsから課金。
会社から従業員に対する課金は発生しない。

企業側メリット

速払いに関わる業務をアウトソーシングすることで、安定した運用。
速払いサービス利用者有無によって支給総額が変動することはなく、速払いサービスの控除項目の追加のみ。
拠点数や利用人数に関係なく定額で利用可能。

従業員側のメリット

専用口座の開設が不要。
WEBで24時間いつでも申請可能。

サービス名:速払い
会社名:株式会社エーピーシーズ

【CYURICA】

特徴

給料日を待たずに、ATM手数料のみで給与を引き出せる給与随時払いサービス。
対応ATMは全国に56,000台以上ある。

企業側のメリット

月額50,000円のシステム利用料のみで、初期費用は不要。
勤怠データを既存のシステムと連携できる。加算額の算出は自動。

従業員側のメリット

ATMから随時直接引き出し可能。
銀行口座開設やプリペイドカードのチャージ不要。
利用できるATMは全国にある。申請手続き不要で24時間365日いつでも引き出せる。
その日に働いた分を即時出金可。金利なし。

サービス名:CYURICA
会社名:株式会社ヒューマントラスト

【即給】

特徴

さくら情報システムと三井住友銀行連携によるサービス。
従業員の前払いを代行。振込を自動的に行うサービス

企業側のメリット

従業員からの申請から振込までのデータ作成まで自動で行なえる。
データのやり取りはWEBベースでできる。
セキュリティ面は万全の配慮。

従業員側のメリット

決められた回数内であれば、月に何度でも利用できる。
24時間いつでも申請可能。
前日24時までの申請で翌営業日に受け取り可。

サービス名:即給
会社名:さくら情報システム株式会社

【前払いできるくん】

特徴 

導入費用・運票費用なしで開始できる。
従業員からの問い合わせなど専門スタッフが対応。

企業側のメリット

前払い申込件数を簡単に確認できる。

従業員側のメリット

24時間いつでも申請可能。
入会審査や上長の許可はなく、簡単に申請できる。
15時までの申請で最短翌日振込可能。

サービス名:前払いできるくん
会社名:株式会社Payment Technology

12社の給与前払いサービスを紹介しました。それぞれ似ているようでいて、特徴が違います。低コストでサービスを導入できればそれに越したことはありませんが、いかに導入・運用までスムーズにできるかがポイントになるでしょう。

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