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クレジットカード申込時の重要審査基準「3C」とは?

クレジットカード審査の仕組みを解説! 審査が通りやすいカード5選

公開日:2019年11月06日
最終更新日:2019年11月06日
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クレジットカードの審査基準はカード会社やカードの種類によって異なります。審査基準や仕組み、難度の違いなど解説します。また審査が通りやすいクレジットカードもご紹介します。

 

クレジットカード審査の仕組み

クレジットカードはカード会社や種類の違いからさまざまなカードがあり、審査の基準も異なりますが、共通する仕組みもあります。主にスコアリングと信用情報の2つの要素によって決まる結果は、共通しています。

 

スコアリングとは

クレジットカードを申し込む際、住所・氏名・職業・家族構成など個人情報を申告します。この情報をもとに項目ごとに点数付けをし、評価が決まります。

評価対象は大きく3つ。

・本人の属性(年齢など)

・仕事の状況(年収、勤続年数、勤務先の規模、雇用形態など)

・家庭の状況(配偶者や扶養家族の有無、住居の形態、居住年数など)

これら項目ごとに付けた点数の合計点でランクを決めます。これが審査のスコアリングとなります。

 

カード会社や種類によって点数や合格ラインは違ってくるので、同じ条件でも審査結果が異なることがあります。

 

信用情報とは

個人のクレジットカードやキャッシングの利用履歴をまとめたデータです。国が認定した指定信用情報機関で管理されています。

カード会社は必ず指定信用情報機関に加盟し、審査の際情報紹介を行います。信用情報は過去から現在に至るまでのクレジットカードやキャッシングの利用に関するデータが記載されています。

 

カード会社がチェックする項目は

・支払い状況や延滞の有無

・申し込み履歴

・所有しているクレジットカードの枚数

・カード利用限度額

・利用残高

 ここでも審査基準に違いがあります。数回の延滞であれば審査に通るカードもあれば、1回あるだけでも審査に落ちるカードもあります。

 基本的には、信用情報の評価の方がスコアリングの評価より重視される傾向があるので、注意が必要です。

 

審査に通らない、ブラックの原因

一般的にクレジットカードの審査に通らない人のことを「ブラックリストに載っている」と表現しますが、実際には公式に存在しません。しかし、それに近い「異動情報」という項目があります。異動情報は、支払いを契約通りに完了できないといった重大なトラブルが発生した際に登録されます。その原因は主に4つ。

3か月以上の長期延滞

・債務整理(自己破産・個人再生・任意整理など)

・保証会社による代位弁済

・強制解約

 

信用情報の異動情報が登録されていると、返済能力や信用性に不安があるとして、審査から落とします。これがいわゆる「ブラック」ということです。

異動情報に載っても登録される期間は定められているので、その期間が過ぎれば問題はありません。

 

カードのジャンルとグレード

 

クレジットカードの審査基準はカード会社独自のものなので、まったく同じということはありません。しかし決まった傾向があるので、その傾向を見てみましょう。

 

クレジットカードのジャンル

クレジットカードは発行元の会社によって、5つのジャンルに分類できます。

・消費者金融系

・流通系

・信販系

・交通系

・銀行系

ジャンルによって、審査の厳しさに違いがあります。

 

クレジットカード審査の難度

消費者金融系<流通系<交通系<信販系<銀行系の順に右に行くほど厳しくなる傾向があります。つまり、審査難度の低さで選ぶ場合は消費者金融系か流通系となります。

 

審査が一番通りやすい消費者金融系

消費者金融系は、メイン事業のキャッシングでも利用者に対する審査のハードルがかなり低めに設定されているので、おのずとクレジットカードも低いことが理解できると思います。

 

流通系カードは

流通系の会社がクレジットカードを取り扱う目的は、顧客を増やすことと顧客を離れにくくすることです。自社の店舗などで利用することでポイントが貯まる、割引特典が受けられるなど、集客につながるサービスが充実しています。

より高い集客効果を得るためにターゲットを広くする必要があります。そのため、比較的審査の難度を低く設定しています。

 

グレードの高いカードは

グレードが高くなると審査基準も厳しくなります。一般カードよりもゴールド、ゴールドよりもプラチナという順に難度はあがります。グレードが上がることはステータスが高くなること、付帯サービスや利用枠が増えることを意味します。

 

審査が通りやすいクレジットカード5

審査の仕組みがどのようになっているのかおわかりいただいたと思います。そのことを踏まえて、審査が通りやすく作りやすいクレジットカードを紹介します。

 

・ACマスターカード

・ライフカード

・Tカードプラス(SMBCモビットnext

・イオンカード

・セブンカード・プラス

 

最短即日発行 ACマスターカード

消費者金融系のACマスターカードは、審査の難度が最も低いカードです。年会費無料で手軽に作ることができます。そして、最短で即日発行が可能。審査時間も最短30分です。

無人契約機むじんくんで申し込みすれば、土日祝日営業、22時まで対応可とあり、当日にカードを受け取ることが出来るほどです。またショッピング利用額の0.25%を自動でキャッシュバック。国際ブランドがMastercardなので、安心して世界中どこでも使えます。

 

優待豊富 ライフカード

大手消費者金融のアイフル子会社、ライフが発行するライフカード。年会費は無料です。申し込みから最短3営業日で発行。勇退特典が豊富なのが特徴です。ビジネスホテルや飲食店の割引優待があります。さらに誕生月はポイント3倍(還元率1.5%)となるので、高額商品は誕生月に購入するなどすると効率よくポイントをためることができます。

 

急な出費に便利 Tカードプラス(SMBCモビットnext

Tカードプラス(SMBCモビットnext)も消費者金融系のクレジットカードです。Tポイントが貯まるのはもちろん、カードローン機能やクレジットカード機能、Tマネーを利用できます。Tポイント提携店で利用するとポイントを2重取り。年会費無料でカードローン機能が付いているので、急な出費の際には大活躍してくれること間違いなしです。

 

nanacoを利用しているなら セブンカード・プラス

セブン&アイグループが発行する流通系のクレジットカード。グループ系列店で利用するとポイント2倍になるので、セブンイレブンやイトーヨーカドーを利用する方にはおすすめです。

8が付く日はイトーヨーカドーで5%OFF+クレジットポイント1%で還元率6%になるのでお得です。また電子マネーnanacoが搭載され、nanacoチャージでも0.5%のポイントを獲得可能。オートチャージも唯一対応しています。

年会費は無料。無料でnanacoも入手できます。普段、セブンイレブンやイトーヨーカドーを使うことが多い方には活用度抜群のクレジットカードです。

 

イオングループの イオンカードセレクト

イオングループを利用する方におすすめなのが、イオンカードセレクト。流通系のクレジットカードです。イオングループや電子マネーWAONを利用する方にはメリット大のカード。WAONチャージで唯一ポイントを貯められ、イオングループでのWAON利用還元率が1%となります。

毎月20日、30日はイオングループ店舗全店で5%OFFで買い物ができます。またイオンシネマを300OFFで利用、シダックスやカラオケ館など30%OFFで利用できるなど優待も充実しています。さらにイオン銀行普通預金の金利がアップする特典もあります。

 

どのカードに申し込もうか迷っている方は、自分の条件に合わせて、審査の難度も考慮して選びましょう。審査に落ちることなく手にしたいですね。

 

 

 

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