【現金キャッシュバック】JCBビジネスプラス法人カードのシミュレーション結果解説
公開日:2018年03月01日
最終更新日:2019年09月04日
3315 views
キャッシュバックされる法人用・ビジネス用クレジットカードについてです。
皆様ご存じの通り、クレジットカードには利用金額に応じて各クレジットカード会社のポイントが付与されます。たまーにマイルだったりします。
まあ、有名なのがこれ。『楽天カードマン!!』のCMでおなじみの楽天カード。
ご存じの通り、楽天カードを使えば使うほど楽天スーパーポイントが貯まります。そのポイントも色々な場所で現金と同じ価値で利用できます。
じゃあ、ポイントでなく現金がキャッシュバックされるカードはあるのか?はい、、、あるんです。【JCBビジネスプラス法人カード/一般カード】今回はこちらをご紹介します。
JCBビジネスプラス法人カードを徹底解説
年会費 | 1,250円+税 ※WEB申込みで初年度年会費無料 |
---|---|
追加年会費 | 1,250円+税 |
カード利用枠 | 10万~100万 |
海外旅行傷害保険 | 無し |
国内旅行傷害保険 | 無し |
ショッピング補償 | 海外:最高100万円 |
概要 | JCBが発行する法人・個人事業主向けカードです。 経費の精算がスムーズになる他、ビジネスシーンにお得な機能が満載で、最大の特徴はカード利用額に応じて毎月利用額の一部がキャッシュバックされることです。 最大で3%も還元されるので経費削減に役立てれる1枚です。ETCも無料で発行できるので車での移動が多い企業には便利なカードとなります。 |
年会費 | 10,000円+税 ※WEB申込みで初年度年会費無料 |
---|---|
追加年会費 | 10,000円+税 |
カード利用枠 | 50万~250万 |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円 |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円 |
ショッピング補償 | 海外・国内:最高500万円 |
概要 | JCBが発行する法人・個人事業主向けカードのハイグレードカードです。 一般カードと同様に利用額の3%が現金で還元されるキャッシュバック専門カードの高級カード!経費の精算がスムーズになる他、ゴールドカードの名にふさわしいビジネスシーンでお得な機能が満載です。 国内空港のラウンジを無料で利用でき、他海外・国内旅行保険が付帯されているので、出張が多い企業・事業主におすすめしたい1枚です。 |
ポイントバック型の法人用・ビジネス用クレジットカード
JCBはポイントをバックする法人用・ビジネス用クレジットカードも発行してます。それが、以下になります。
ポイント付与とキャッシュバックだったらどっちがお得?
それでは、、、ポイント付与よりも、キャッシュバックの方がお得なケースがあるので、今回は法人カードのキャッシュバックについて解説します。
キャッシュバックの定義について商品の購入時の手続きで現金が返ってくるサービスのことを言います。
法人カード利用時のポイントと比較したときのキャッシュバックのメリットについて現金で戻ってくることが最大のメリットとなりますが個人であればポイントが貯まった時に、使い道に困るということはほとんどありません。
最近のクレジットカードのポイントは、電子マネーなどにも交換することができるので、普通に貯めたポイントをコンビニなどで使うこともできるのです。
「ポイントの使いみちがなくて・・・困った。」なんてことも起きにくくなっているのです。特に高齢の方でポイントの使い方がわからない方も返金されたものを使うというシンプルな点が注目されております。
要注意!法人カードで貯めたポイントを個人的に利用したら、脱税扱いになる可能性も
しかし、法人カードの場合は話が別です。
法人カードで貯めたポイントを個人的に利用しても、今のところ会計上の問題は発生しません。厳密に言えば、法人が利用した経費で得たポイントを個人が利用することはダメです。額が高額になれば脱税ということになってしまいます。
税務署は明確なスタンスを決めていないので、それほど問題になる可能性は少ないのですが、基本的には法人の経費利用で貯めたポイントは法人のために使うのがおすすめです。
「じゃあポイントで法人のために使うものって何があるの?」
会社の備品、事務用品、オフィス家具、社員の飲料などに使えます。どう考えても、法人の方がポイントの使いみちに困りやすいのです。でも、、、キャッシュバックであれば、現金が戻ってくるだけなので、いちいちポイントを使いみちに困る必要もなければ、ポイントを交換するという手間も発生しないのです。
キャッシュバックの場合は現金が戻ってくるため、直接的なコスト削減になります。会計上も、雑収入としてまとめて計上すれば良いだけなので、かなりメリットが大きいのです。
JCBビジネスプラス法人カードのキャッシュバックの仕組み
法人カードのキャッシュバックの場合。。。
上記の通りJCB法人カードは「ポイント付与か?キャッシュバックか?」選べる2つの法人カードを用意しています。JCB法人カードはポイント型となります。基本的なスペックは同じなのですが、ポイント付与とキャッシュバックの部分だけが異なります。
JCB法人カードはポイント還元率0.5%です。
それでは、、、JCBビジネスプラス法人カード/一般カード(キャッシュバック型)のキャッシュバックの仕組み
1:法人カードの月間の利用額に応じてキャッシュバック率が決定されます
利用額はすべての支出が対象になります。
カード利用額 | キャッシュバック率 |
---|---|
5万円未満 | 0.0% |
5万円以上~20万円未満 | 0.5% |
20万円以上~40万円未満 | 1.0% |
40万円以上~60万円未満 | 1.5% |
60万円以上~80万円未満 | 2.0% |
80万円以上~100万円未満 | 2.5% |
100万円以上~ | 3.0% |
2:交通費・出張旅費にキャッシュバック率をかけてキャッシュバック金額が決まります
交通費・出張旅費 × キャッシュバック率 = キャッシュバック金額となります。
交通費・出張旅費に含まれる費用とは、【JR、高速道路、ガソリンスタンド、タクシー、レンタカー、航空券、宿泊、旅行代理店の経費利用分】等です。
3:翌々月のカード利用代金の支払日にキャッシュバックが実行されます。
ポイントとキャッシュバック、どちらがお得かシミュレーションしてみた
JCB法人カードはポイントとキャッシュバック、どっちがお得について金額ごとに見てみましょう。
CASE1:毎月のカード利用額が60万円、そのうちの交通費・出張旅費額が10万円の場合
○ポイント付与の場合
60万円 × ポイント還元率0.5% = 3000円分のポイント
○キャッシュバックの場合
50万円 → 適用されるキャッシュバック率 = 2.0%
交通費・出張旅費10万円 × 2.0% = 2000円のキャッシュバック
⇒ポイント付与がお得となります。
CASE2:毎月のカード利用額が60万円、そのうちの交通費・出張旅費額が15万円の場合
○ポイント付与の場合
60万円 × ポイント還元率0.5% = 3000円分のポイント
○キャッシュバックの場合
50万円 → 適用されるキャッシュバック率 = 2.0%
交通費・出張旅費20万円 × 2.0% = 3000円のキャッシュバック
⇒ポイント付与とキャッシュバックが同等
CASE3:毎月のカード利用額が60万円、そのうちの交通費・出張旅費額が20万円の場合
○ポイント付与の場合
60万円 × ポイント還元率0.5% = 3000円分のポイント
○キャッシュバックの場合
50万円 → 適用されるキャッシュバック率 = 2.0%
交通費・出張旅費20万円 × 2.0% = 4000円のキャッシュバック
⇒キャッシュバックがお得となります。
JCBカードの関連記事
まとめ
つまり、毎月60万以上使う個人事業主の場合キャッシュバックがお得になります。交通費・出張旅費の利用金額に応じてどちらがお得かは変わってくるようです。
JCBビジネスプラス法人カード/一般カードやJCBビジネスプラス法人カード/ゴールドカードは通常のJCB法人カードと違い、ポイント付与ではなくキャッシュバックが受けられる法人カードになっています。
交通費・出張旅費の最大15,000円がキャッシュバック可能で、カード利用額に応じてキャッシュバック率が決まるのですが、最大3.0%のキャッシュバック率が設定されます。カード利用額が大きい法人経営者や個人事業主の場合は、ポイント型のJCB法人カードよりも還元率が大きくなる可能性があるのです。
また、事業利用の場合、ポイントを事業用の事務用品と交換するのには限界があるので、キャッシュバックの方が直接的な利益になるメリットがあります。通常のJCB法人カードと同じく「初年度年会費無料の法人カードであること」「JCBのプロパーカードであること」「法人ETCカードが年会費無料で枚数無制限で発行できること」などのメリットもあるおすすめの法人カードとなっています。
スタートアップの企業から、中小零細企業、個人事業主の方も、年会費の負担なく持てる法人カードとしておすすめです。とくにカード利用額が高額になる方におすすめです。そして今なら、、、【期間限定】入会で最大5,000円分のポイントのキャンペーン中です。
是非このタイミングでお申込みしてみてはいかがでしょうか?
著者の紹介
- 30代
- 男性(太り気味)
- 既婚(子供2人)
- 現在起業数ヶ月の起業初心者
- 元IT系の上場企業の中堅社員(出世の見込み薄)