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個人事業主になったら住民税の納付書が届いたら納付を忘れずに!

個人事業主になったら住民税の納付書が届いたら納付を忘れずに!

公開日:2018年01月18日
最終更新日:2018年04月09日
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住民税とは、都道府県と市町村に納める税金のことです。

住民税は所得税と違い、自分で計算して申告する必要はありません。前年の確定申告をもとに通知してくれるので、住民税の納付書が届いたら納付します。

住民税の納付方法

住民税には以下の納付方法があります。

  • 銀行、郵便局(ゆうちょ銀行)などの金融機関
  • 市区町村の役所
  • インターネットバンキング
  • ATM納付(ペイジー)
  • クレジットカード払い
  • 銀行口座振替

インターネットバンキングやクレジットカード払いは、自治体によって対応に違いがありますので、希望する場合は役所に問い合わせてみましょう。

市町村民税 道府県民税 合計
所得割 6% 4% 10%
均等割 3,000円 1,000円 4,000円

原則として、住民税はどの都道府県、市区町村に住んでいても同じですが、一部、市町村によって異なる場合があります。

なお、課税所得が0円以下の場合は、所得割はありませんが、均等割は発生します。

ただし、一定の要件を満たす場合、住民税が免除される場合もありますので、詳しくは管轄の市町村に確認してみましょう。

住民税の計算方法

一般的なケースで、住民税を計算してみましょう。

  • 売上500万
  • 経費140万
  • 所得控除110万(基礎控除38万+配偶者控除38万円+社会保険料控除24万+生命保険料控除10万)
  • 税額控除なし
  • 青色申告者(65万円)

課税所得は「課税所得=売上-経費-所得控除-青色申告特別控除」なので

売上500万-経費140万-所得控除110万-青色申告特別控除65万=185万となります。

課税所得が185万の場合、所得税は92,500円なので、

185万×所得割10%+均等割4,000円=189,000円となります。

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