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副業、兼業からの起業が注目されている!どうして!?

副業、兼業からの起業が注目されている!どうして!?

公開日:2018年03月08日
最終更新日:2018年04月06日
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皆さん、ご存知ですか?国際的に開業率の低いのが実情の日本ですが、政府では米国、英国並みの10%台を目指して様々な施策を行っています。開業率を上げるためには、まず創業することへの不安をどのように解決するかが重要ですよね。

そういうことで今回は、兼業・副業からの創業のメリットや国の支援のなどについて中小企業庁が実施したパイロット事業について事例を紹介しますね。

パイロット事業とは?

試験的に先行して行う事を差します。

なぜ副業、兼業からの起業が注目されているか?

多くの人が起業に踏み出せない理由の1つは「収入が減少しないか」「生活が不安定にならないか」といった収入面の不安がどうしてもつきまといます。

では、なぜ注目されているかというと、副業、兼業を行っておくことで、サラリーマンであれば、本業の収入を得ながら起業や起業準備が行えるので収入面の不安は抑えられるからです。副業がうまくいったところで、本業を退職し、副業を本業にすることもできますし、失敗した際は、元の本業を続けることができるので注目されています。

ただ、本業をしながら副業、兼業ができない壁もあります。それは勤務先の企業が就業規則によって副業や兼業を原則禁止していることが多いです。そのため、自分で起業する場合、ほとんどの人が本業を退職しなくては起業できないと思われているそうです。

パイロット事業例1:東京都目黒区「実践めぐろ創業塾」

実践めぐろ創業塾(兼業・副業型)」(主催:一般社団法人東京都中小企業診断士協会城南支部、後援:目黒区、協力:ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社)が、平成29年10~11月の2カ月間開催されました。

経営に必要な基礎知識をワークショップ形式で、6回のカリキュラムで内容を習得するセミナーでした。内容としてこれまでの起業に加え、副業、兼業の場合を加えた内容であったそうです

パイロット事業例2:東京都中央区「平成29年度 中央区 創業支援セミナー」

平成29年度 中央区 創業支援セミナー」(主催:東京商工会議所中央支部、協力:中央区・日本政策金融公庫東京中央支店)が、平成29年10~11月の2カ月間実施されました。

「兼業・副業による創業のポイント」や兼業・副業を通じて創業した2名の先輩起業家の体験談など起業したい人たちからすれば目からウロコの内容だったそうです。

パイロット事業例3:岐阜県各務原市でのパイロット事業:「Co-CSV型プログラム『シェアプロ』」

平成29年10~12月の3カ月間、「Co-CSV型プログラム『シェアプロ』」(主催:各務原商工会議所、事務局:NPO法人G-net)を実施しました。

企業に勤務する人が、各務原市内の中小企業、小規模事業者が抱える事業課題を解決するために実際にプロジェクトに参画するプログラムだったそうです。

他にもいっぱいあるはず!副業、兼業支援

今回は色々な自治体で行われた副業、兼業のためのイベントがあるということをお伝えしたかったわけで。自宅の自治体でもないか、探して見ると意外なイベントが行われているかもしれませんので、要チェックですね。

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